きれいに編むために、一番大切なこと、はじめのはじめの一歩
愛犬、愛猫のあみぐるみを作りたい!
編み物をしたことはないけれど、かわいい我が子が作れるなら、と本を手に取ってくださったことと思います。
本のレビューを見て、初心者向けだと思って取り組まれたけれど、全く初めて編み物をされる方にとっては、難しい!と思われるかもしれません。
私が初めてかぎ針を持ったときも、初めは何が何だかわかりませんでした。
ただ、姉の手元をみて、一緒に編んでもらって、覚えました。
だけど、編み図記号をみて、一人で編めるようになったのは、ずっと大きくなってから。
それでも本通りに、目数を間違えずに、迷いなく編めるようになったのは、編み物教室で基礎を学んだ後でした。
あみぐるみワンコ、あみぐるみにゃんことも、かぎ針編みの基本「細編み(こまあみ)」と、「中長編み(ちゅうながあみ)」、「長編み(ながあみ)」でベースができています。
ほとんどの部分は細編みでできているため、まずは「細編み」の編み方を知っていただかなくてはなりません。
きれいなあみぐるみを編むには
→きれいな「細編み」が編めること
→きれいな細編みを編むには、目の大きさがそろった「くさり編み」ができること。
→目のそろった「くさり」を編むには、毛糸を持つ手とかぎ針を持つ手が、バランス良く動くこと。
とりわけ、毛糸がしっかりホールドできていないと、糸がゆるみ、編み地が安定しません。
あみぐるみ作りの第一歩(あみぐるみに限りませんが)は、毛糸がしっかり持てることが、とっても重要になります。
右利きの方で説明します(左利きの方は反転します)
右手で糸端を持って、左手の指4本で、毛糸を画像のように挟みます
糸を手前におろし、人差し指にかけて、親指と中指で挟みます。人差し指と親指に張られた糸が、ピンと張っていることが大事です。
人差し指にかける糸は、第1関節くらいが編みやすいです。
左手の指全体で、糸を持つような感覚で。
右手は画像のような持ち方や、にぎり持ちなどもあります。
かぎ針は持ち手のしっかりした針を使うと、手が疲れません。
左手でしっかり糸が持ててから、くさり編みをリズムよく編めるようになることが、あみぐるみ作りの次の一歩です。
インスタグラムのインスタライブ動画の最後の方で、糸の持ち方の解説をしています。
画面が反対になってしまっていますが、ご覧ください
そして、お母さん世代に、編み物がお得意な方がいらっしゃいます。
身近な方に手ほどきを受けるのもいいですね。
きっと、喜んで教えてくださいますよ。
あみぐるみをきれいに編むためには、まずは毛糸の持ち方が一番大事というお話でした。